【ブログ】ふくしまの復興と原発ゼロをめざす大運動推進ニュース

2016年11月13日に福島市で開催された「国と東京電力は責任を果たせ!『11・13ふくしま集会』」で提起された「ふくしまの復興と原発ゼロをめざす大運動」にとりくむ『ふくしま復興共同センター』のブログです

「とめよう!原発再稼働 かえよう!福島切り捨て政治 国と東京電力は責任を果たせ!11・13ふくしま集会」に1500人

  とめよう!原発再稼働
 かえよう!福島切り捨て政治

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 ふくしま復興共同センターが主催する「とめよう!原発再稼働 かえよう!福島切り捨て政治 国と東京電力は責任を果たせ! 11・13ふくしま集会」が13日(日)、福島市・パルセいいざかで開催され、福島県内外から1500人が参加しました。
 集会では主催者を代表し、ふくしま復興共同センター代表委員の斎藤富春(さいとう・よしはる)福島県労連議長が基調報告を行い、原発事故によりいまなお全町避難を余儀なくされている浪江町町長の馬場 有(ばば・たもつ)さんが特別報告を行いました。
 また、「福島のたたかいと今」をテーマに、各地域や団体などからこの間のとりくみや現状について発言をいただき、最後に集会参加者全員で集会アピールを採択しました。

 採択された「11・13ふくしま集会」アピールは以下のとおりです。

<アピール>

 東京電力福島第一原発事故から5年8カ月が経過しました。ひとたび原発事故が起きれば、当たり前の日常が奪われ、取り戻すには長い時間が必要となること、震災関連死を含めいのちが脅かされるということを、わたしたちは身をもって体験しています。

 にもかかわらず、国・東京電力は、住民の不安や不満を解消しないまま一方的に避難指示を解除し、損害賠償や支援の打ち切りをすすめ、福島を切り捨てようとしています。原発の再稼働と輸出のために、事故も被害も終わったことにしようと躍起になっています。

 原発事故以降、一貫して原発再稼働反対が国民多数の声です。先の鹿児島県新潟県の知事選挙では、原発再稼働反対の知事が誕生しました。いまこそ国は、真摯に国民の声に向き合うべきです。

いま、あらためて問いかけます。

あなたの願いは何ですか?

 
わたしたちはこの5年8ヶ月、安心して住み続けられる福島を取り戻すため、原発ゼロの日本を実現させるために懸命の努力を続けてきました。あの日からのたたかいで得たたくさんの新しい仲間ととともに、手と手をとりあって“原発ノー”の輪を大きく大きくひろげています。このひろがりはけっして逆戻りすることはありません。

 
時間の経過の中で、一人ひとりの思いや願いは違っても、わたしたちは、最後まで「国と東京電力が責任を果たすこと」を求めます。

 
福島第二原発廃炉とすること。また全国すべての原発の再稼働はおこなわず、廃炉とし、再生可能エネルギーに転換すること」

「政府の全責任で、汚染水対策など福島第一原発の事故収束・廃炉作業をおこなうこと」

「政府と東京電力は、避難者の実情に応じた住まいの確保、生業の再建、徹底した除染と完全賠償、県民の健康管理への責任を果たすこと」

 いのちと原発は共存できません。
 
なによりもいのちが大切にされる、憲法が生きる政治をとりもどしましょう。

 
とめよう!原発再稼働 かえよう!福島切り捨て政治

2016年11月13日

 国と東京電力は責任を果たせ!11・13ふくしま集会